格闘技ファンの方ならお分かりかと思いますが、米・ラスベガスはかなりユニークで、魅力あふれる都市です。カジノとギャンブルゲーム、そしてスポーツイベントで認知されているラスベガスは、世界の「ボクシングの聖地」とまで呼ばれています。これは、ラスベガスにあるカジノが伝説的な強打者を迎えてきたことに起因しているのでしょう。格闘技が好きな方にとって、カジノの一部であるMGMグランドアリーナでの生バトルは、人生最高のイベントになるかもしれません。

もちろんこれは観客だけでなく、ラスベガスのカジノのキラキラと光る照明の下で戦いたい格闘家にも当てはまります。観客・格闘家の両者ともに、ラスベガスのカジノで最高のエンターテイメントを体験するのには違いありません。

実際、UFCとラスベガスには長い歴史があり、UFCの試合のほとんどはラスベガスで開催されています。そこで今日は、カジノシティ・ラスベガスで開催されたUFCの試合の中から、最も大きかった試合をいくつかピックアップし、詳しく振り返ってみようと思います。では早速、ご覧ください!

ステファン・ボナー vs.フォレスト・グリフィン

このライトヘビー級トーナメント決勝戦は、ラスベガスのカジノで行われた最も重要な試合のひとつとして歴史に刻まれています。2005年4月9日、この2人のファイターが戦っていなければ、今のUFCはなかったと言えるでしょう。UFCが何か特別なことをする機会を与えられた、とも言える試合でした。もしこの試合でベストを尽くせなければ、テレビ放映契約を失っていたかもしれません。この試合でボナーとグリフィンが激闘を繰り広げたことで、MMAを一般に知らしめ、カジノでの今後のUFC試合の水準を確立したとも評されています。

ライトヘビー級の2人のファイターは、6桁のUFC契約を獲得するために、すべてを出し切ったのです。会場にいた観客は、試合の全3ラウンドを通して圧倒されていました。ラスベガスのカジノで行われた全試合の中で、今でも歴史に残るベストファイトであることに間違いありません。

チャック・リデル vs. ヴァンダレイ・シウバ

2つ目に紹介するUFCの名勝負は、ラスベガスのカジノ会場で行われたチャックとヴァンダレイの一戦です。この試合は、UFC61にてヴァンダレイがUFCライトヘビー級王者のチャックに対して戦いを要求したことで実現されました。UFCは、この2人のベテランファイターをリングに登らせるのに、1年近く待ったといわれています。ただ、この試合の驚くべき点は、UFC79のメイン試合に選ばれたことです。マット・ヒューズとジョルジュ・サンピエールの決戦もまた、同イベントのメイン試合となっていました。

結果的に、チャックとヴァンダレイは見事な決闘を繰り広げ、会場にいた観客はわざわざ見にきた甲斐があったと盛り上がりました。見どころ満載の素晴らしい対戦で、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞しましたが、それは知名度の高い2人のファイターの”待ち焦がれた一戦”であったからでしょう。

フランキー・エドガー vs. グレイ・メイナード

総合格闘技UFCの試合には、ポジティブな報道が多い傾向にありますが、エドガーとメイナードの戦いもまた、カジノ史に残る名勝負のひとつです。この2人のライト級ファイターは、どちらも誇らしい戦歴を持っていなかった2008年に、初めて戦いました。エドガーは素晴らしい戦法でメイナードを圧倒しましたが、残念ながらMMAの初戦で敗退しました。

エドガーはその後、5連勝を続けるべく奮起しました。ライト級王座の防衛は、彼の最も有名な勝利のひとつとなっています。メイナードもファイターとしての成功を収めましたが、ラスベガスのカジノ会場で行われたUFC 136ではエドガーに敗れています。